【2025年】後悔しない三脚の選び方-自分に合った三脚を見つけよう‐

どうも、ふみおです。

皆さんは三脚を選ぶときにどうやって選べばいいか迷っていませんか?

または三脚を何となく購入したけど「何か満足できない」なんてことありませんか?

本記事を読むと、以下の悩みが解決できます。

・自分に合った正しい三脚の選び方を知りたい
・購入してから後悔しないような三脚を選びたい
 本記事の結論を先に示すと、以下のステップに従って三脚を選ぶことをオススメします。
①どういう用途でどんなカメラを三脚に載せたいのか明確化
②三脚に求める条件を具体化
③条件に対して優先順位を付けて、譲れない条件を明確化

④優先順位の高い条件(絶対条件)を満たす三脚の候補をリスト化
⑤リスト化した三脚をお店でじっくりと触ってみる
⑥気に入った三脚を購入
ふみお
ではふみお流の詳細な三脚の選び方を共有していきたいと思います!

前提:三脚については大は小を兼ねない

 三脚を購入したい方の多くは写真を趣味にしている方、もしくは写真を今から始めようと思っている方でしょう。
そんな皆様であれば、カメラ関係に多くの「沼」があることをご存じのですよね?
そう、有名なレンズ沼とかカメラバッグ沼などです!
そんなレンズ沼やカメラバッグ沼、そして防湿庫沼?では、「大は小を兼ねる」と言われることもありますが、三脚については「大は小を兼ねる」と普通の方は考えない方がいいです!
大は小を兼ねない
三脚の使用用途は様々なので、混ぜるな危険です笑
ふみお
体力が有り余って仕方ない方や三脚で筋トレをしたいと思わない方は
用途別に三脚を使い分ける方が幸せになれると思います!
 以降も「用途に応じて選ぶ」という考え方が繰り返し出てきますが、大事なことなのでしっかりと自分自身のニーズを把握していきましょう。

どういう用途でどんなカメラを三脚に載せたいのか明確化させる

前提として、三脚は基本的に大は小を兼ねないということをお伝えしましたが、

まずは皆さんがどのような用途でどんなカメラを三脚に載せて使いたいのか明確にしましょう。

何故なら、用途や使用機材をはっきりさせないと三脚を選ぶ基準がないためです。

例えば、軽量なレンズ及びミラーレスを使っている方が徒歩移動を含む家族旅行で使用できる三脚を選ぶときに、
もし5㎏のアルミ製三脚を買った場合、使用しなくなる未来が見えそうですよね?

つまり後悔しない三脚選びを行うには基本事項にはなりますが、「どういう用途でどんなカメラを三脚に載せたいのか」を明確にすることが重要になります。

三脚の使用用途ですが、以下に用途の一例を示します。

皆さんはどんなカメラを使用し、どんな用途で三脚を使用することを想定していますか?

・軽量なレンズ及びミラーレスを使用し、旅行等でも持ち運びのしやすい軽量の三脚が欲しい
・重量のあるレンズ及びフルサイズ機を使用しており、徒歩移動が皆無なため、がっしりした重い三脚が欲しい
・標準画角のAPS-C機を使用し、可搬性と安定性をそれなりに求めた三脚が欲しいなど

三脚に求める条件を具体化する

三脚の用途を明確化できたら、次は三脚に求める条件をできるだけ具体化します。

ふみお
具体的な例を一緒に見ていきましょう
軽量なレンズ及びミラーレスを使用し、旅行等でも持ち運びのしやすい軽量の三脚が欲しい場合
・三脚の自重が1.5㎏以内
・三脚の縮長が45㎝以内
・耐荷重が3㎏以上
・段数は4段以上
・全高は1.5m程度
・価格は4万円以内
・素材はカーボンを希望
※上記の条件は個人差があります。

ここで具体的な条件を列挙するときに重要なことは、欲望に忠実に「こんな三脚があったらいいな」という条件をあげてください。

こんな条件を満たす三脚はないだろうなどと考えずに、ひたすら欲望を吐き出してください!

ふみお
ここで欲望を吐き出さないと、三脚購入後に後悔する可能性があります笑

なので、“こんな条件の三脚が欲しいんだ~”という心の声を大にして恥ずかしがらずに三脚に対する様々な想いを書き出してください笑

三脚に求める希望を叫ぶイメージ
ふみお
大丈夫です、三脚に色んな想いを寄せているのはあなただけではありませんよ?←

条件に対して優先順位をつけて絶対に譲れない条件を明確化させる

三脚に求める条件を列挙できたら、次に条件に対して優先順位を付けます!

残念ながら自分で三脚を自作しても、恐らく全ての条件を満たす三脚はないからです笑

なので、三脚に対してまだ妥協できる条件、絶対に譲れない条件を明確化させましょう!

ふみお
先ほどの三脚の使用用途、三脚に求める条件の例を用いて、優先順位を付けてみますね
軽量なレンズ及びミラーレスを使用し、旅行等でも持ち運びのしやすい軽量の三脚が欲しい場合
絶対条件①三脚の自重が1.5㎏以内
絶対条件②三脚の縮長が45㎝以内
条件③段数は4段以上
条件④全高は1.5m程度

条件⑤耐荷重が3㎏以上
条件⑥価格は4万円以内
条件⑦素材はカーボンを希望
※上記の優先順位は個人差があります。

ここで上記の絶対に譲れない条件例について、ちょっと補足解説しておきます。

今回の例では「旅行等でも持ち運びのしやすい軽量の三脚」を求めていたので、

カメラバッグやスーツケースなどに入ること、そして徒歩移動も想定されるため、

絶対条件として三脚の自重が1.5㎏以内、三脚の縮長が45㎝以内の2つを上げました!

ふみお
ここまで条件整理できたら、いよいよ楽しい三脚探しの旅に出ます笑

優先順位の高い条件(絶対条件)を満たす三脚候補をリスト化

いよいよ絶対条件を満たす三脚をリスト化していきます。

条件としてメーカーにこだわりがある方は別ですが、そうでない方は様々メーカーをリサーチしましょう!

ふみお
私は価格.comで条件付きでリサーチしています!

ここで優先順位を付けた条件例を再掲します。

絶対条件①三脚の自重が1.5㎏以内
絶対条件②三脚の縮長が45㎝以内
条件③段数は4段以上
条件④全高は1.5m程度

条件⑤耐荷重が3㎏以上
条件⑥価格は4万円以内
条件⑦素材はカーボンを希望
※上記の優先順位は個人差があります。

上記の条件をもとに具体的な三脚をいくつか選定しました!
※赤字は条件に一致しないことを示します。

メーカー 三脚名 三脚の自重(g) 三脚の縮長(㎜) 段数 全高(㎜) 耐荷重(㎏) 価格(円) 素材
ベルボン UTC-63 II 1550 357 5段 1520 4 45,670 カーボン及び
マグネシウム
Leofoto Ranger LS-284C 1112 450 4段 1505 10 32,670 カーボン
マンフロット befreeアドバンス
カーボンT三脚キット
1250 410 4段 1500 8 35,610 カーボン
GITZO GT1545T 1060 425 4段 1530 10㎏ 92,520 カーボン
ふみお
今回の条件例を数値上で判断すると、Leofotoまたはマンフロットの三脚が候補となりそうです

リスト化した三脚をお店でじっくり触ってみる

三脚候補のリストが完成したら、いよいよお店で実物を確認しましょう。

ふみお
スペックだけでは分からない質感を確認したり、選定条件に間違いはなかったか確認しましょう

この作業が楽しいと思いますが、満足する三脚を購入できるかの最後の砦となります。

なので、今まで様々な条件を上げて三脚を選別してきましたが、

絶対条件が「やっぱり譲れない内容」になっているか実物で確認してください。

もし、絶対条件として「三脚の自重が1.5㎏以内」と考えていたものの、実物で重いと感じたならば

「三脚の自重が1.0㎏以内」などと絶対条件を変更して再リサーチしてください!

絶対条件に変更が生じた場合、手戻りになり面倒ではありますが、

結果的にその方が満足できる三脚に巡り合えるので頑張っていきましょう!

またお店で今までリサーチしていなかった三脚との出会いもあるかもしれませんので

時間をかけて検討してみてください!

気に入った三脚を購入する

予算オーバーせずに気に入った三脚に出会えた場合

リスト化した三脚またはお店で出会った新たな三脚の中で、

お気に入りの三脚が予算内で入手でそうな方は、躊躇わずにご購入ください!

ここまで様々なステップを乗り越え、商品をリサーチを行い、苦労されたと思います。

ふみお
お店でもネットでも好きなところで入手しましょう!

気に入った三脚が予算オーバーしてしまった場合

リスト化した三脚またはお店で出会った新たな三脚の中で、

実物を確認すると、「予算オーバーだけど、これカッコよくて欲しい」などと

お金問題が発生することも出てくると思います!

ふみお
そんなときは予算オーバーの三脚を中古で購入することも検討してみましょう

状態が良好で値段が落ちている三脚が見つかるかもしれませんので諦めないでください笑

ふみお
私はいつもカメラファンまたはJ-カメラというサイトで中古商品を確認してます

中古三脚の場合、タイミングがあるため欲しいときに入手できないデメリットがあります。

なのでどうしても予算オーバーの三脚が欲しい場合、三脚のように腰を据えて購入の機会を伺いましょう!

まとめ

本記事では後悔のない三脚の選び方を共有しました!

以下に後悔のない三脚を選ぶまでのステップを再掲します。

①どういう用途でどんなカメラを三脚に載せたいのか明確化
②三脚に求める条件を具体化
③条件に対して優先順位を付けて、譲れない条件を明確化

④優先順位の高い条件(絶対条件)を満たす三脚の候補をリスト化
⑤リスト化した三脚をお店でじっくりと触ってみる
⑥気に入った三脚を購入

ポイントは三脚については「大は小を兼ねる」という考え方をせずに、用途別に三脚を使い分けるということです。

皆様の三脚選びの参考になったら、嬉しいです!

ふみお
最後までご覧頂きありがとうございました!
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